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弥彦山遊覧記2

19日

空模様は不安定だ。雲が切れて日が差してきたりそこへ雪がちらついてみたりまた曇ったり、という不思議な天気。
これはまさに、

  弥彦おのれ神さび青雲のたなびく日すら小雨そほ降る(16・3883)

の趣ではないか。うーん本当にこんなことあったのね。
ゆみさんは寝ているというので、私だけ朝風呂に入ってきた。露天風呂に入ると、朝のきりりとした空気が気持ちいい。
ゆみさんの脚は、昨日よりはいいが、触るとまだ痛いという。2枚目の湿布を貼る。
さて、朝食はバイキング形式。和洋中ある中でチョイスしたからパンとコーヒーとサラダと湯豆腐を食べた。
パノラマタワーは、今日は運転していないのだろうか。電話を入れるも、やはり強風のため運休。
土産物は「みのや」で済ませ、10時頃チェックアウトして、今日は弥彦神社の「菊祭り」を堪能することにした。参道の両脇に三本の菊がこれでもかこれでもかと妍を競っているのを見た。兼六園の風景を菊だけで模したものが目玉で、松も灯篭も菊であしらわれ、見事な出来栄えだった。それから菊の盆栽や、菊の大きなプレート状のものや、まるでクリスマスのイルミネ―ジョンみたいにいろいろな菊が集められていた。
きっとこの祭りのために、全国の菊愛好家たちが大事に育てたんだろうとなあ。すごいなあ。そう思いながら境内を歩き回ると、馬小屋みたいな建物があって、ここには菊でなく米が展示されていた。
段があって、その上に皿に載せた生米がずらりと並んでいる。それに作った人の氏名と品種(ほとんどコシヒカリ)がつけてあって、何とか賞、かんとか賞、と名札の付いたものと何も付いていないものがあった。要するにコメの品評会の展示らしい。茶色っぽい米(分付き前の米?)だ。食べていいらしいので特賞のとふつうのと食べ比べてみたが違いはよくわからなかった。
ユニークだ。さすがは米どころ。
次に宝物館に入ると、ブリーチみたいな大きな刀が展示されていた。それに加えて上杉謙信の書状などもあったが、例によって読めないのでしょぼん。しかしこの宝物館のすごいところは、天照御神と、神武天皇から昭和天皇の肖像画が飾ってあるところだ。いったい何を根拠にこんな顔にしたのだろう、とおかしくてたまらない。たぶん似てるのは昭和天皇だけだ。明治天皇もなぜか似ていなかったし。
さて、ここでしつこくパノラマタワーに電話。なんと、風が収まり運行しているというではないか。
そこで再びロープウェイ乗り場へ。山頂にて乗り換えて、パノラマタワーに乗る。これは回転する展望台で、高い棒にドーナツ形をした展望台が回転しながら上昇し、てっぺんで3回転し、また回転しながら下降するという代物なのである。
山頂に着いて、驚いたのは海のすぐ向こうに佐渡島が見えたこと。昨日は靄で全然見えなかったが、こんなに近くに島があったんだ。
さて、パノラマタワー。
椅子に座って、目の前はガラス張りの壁。おお、海がよく見えるのう。そしてぐるぐる動き出した。日本海→山→新潟都市部→越後平野→山→日本海…
おっもしろーいいい!人工衛星にでも乗っているみたい(ちょっと違うか)
何と言っても、海、山、平野、の三拍子がそろって目の前を回転していくダイナミズムが素晴らしい。
興奮。堪能。今日諦めずにいてよかった―――!ゆみさんと大いに盛り上がる。
そして山を降り、遅めのお昼ごはん。寒かったので、温かいお蕎麦が身にしみる。ゆみさんは何故かところてんも食べていた。そういうものなのか、お箸が一本だった。ここでもお土産の玉兎を買った。
そろそろ出発の時間。「みのや」に預けた荷物を引き取って、駅に向かう。できれば紅葉をもう一回見たかったが、時間の関係であきらめる。弥彦駅には、すでに電車が止まっており、人が5割がた乗っていた。
時間がきた。さよなら弥彦。楽しかったよ。できればまた来たいな。See you again.
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弥彦山遊覧記1

18日の日曜日に早起きして、ゆみさん(友人Sさん)と大宮で上越新幹線MAXときに乗る。
燕三条駅でローカル線に乗り換え、弥彦に到着。
思った以上に寒い。
晴れていたらたら紅葉狩りに行こうと思っていた公園を横目に素通りし、宿「みのや」目指して歩いて行くと、前方にしきりに湯気を出しているお饅頭屋さんがあった。弥彦の名物らしい。吸い寄せられるように其の店に行き10個入りを買って、その場でいただくと、皮がまだほんのり温かくておいしい。ゆみさんのチェックによると、「金賞を受賞した中村屋の温泉まんじゅう」らしい。ついでに板状のゆべしも買う。
宿で荷物を預かってもらって、何はともあれ弥彦神社に向かう。「菊祭り」開催中で参道の両側も菊、菊、菊。子供の背丈くらいはある芯に、ぼんぼりみたいな大きな菊が3本、色とりどりに黄、白、赤紫とあでやかさを競っている。たまに「金賞」「一等賞」などと書かれた短冊がぶら下がっているのは、鑑定されて評価を得たものか。
境内は広く、ここでもたくさんの菊が配列されていたが、今日はまずお参りだけ済ませて、ロープウェイに乗る予定だった。そこで100円玉を放り込んで、願いは一つ、「博士論文を書いて博士号が取れますように」おみくじは箱からみくじがなかなか出てこらず、苦労の末出たのは末吉だった。
神社の脇を出たところに、ロープウェイ乗り場行きのシャトルバスが出ていて、すかさず乗る。くねくねした林道は「万葉の道」といって、万葉集の植物が植えられているが、皆ほとんど枯れている。植物もいいが、「弥彦おのれ神さび…」の2首がどこでも自慢してないのが不思議だった。
さてロープウェイ。うみひこ号とやまひこ号が交互に運転している。昇っていくと、山頂は雨がしょぼふり靄が出ていて、一面に白い世界。綿あめの中にいる感じだ。風も結構吹いている。これでは360度展望パノラマタワーに乗っても何も見えまい。タワーは強風のため運休だった。ついてない。
展望レストランがあったが、団体さんが貸し切り。その上の展望上に上ったら、風が強くて折り畳み傘はあっという間におちょぼになり、風にあおられて体が2、3歩よろめく。吹き飛ばされちゃいそうだ。
せめて奥宮にでもお参りに行くか、と歩いたら、400メートルは結構距離があった。特にゆみさんは歩くのがしんどそうだった。そのわけは後で判明する。水と落ち葉でぐしょぐしょの道を一歩一歩進む。周囲はミルク色の靄で視界は悪いし寒い。こんな時に奥宮に行こうというもの好きはあまりいなかった。ゆみさんは足取りが重く必死だ。心細くて元気づけに温泉まんじゅうを食べたという。途中NHKのテレビ塔を通り、やっとのことで白い石造りの鳥居が見えた時はうれしかった。そこから2の鳥居があって、弥彦神社奥宮だ。白い空気をまとっているので、何やら神秘的だ。ここでも「どうか博士論文を書けて博士号が取れますように」とただそれだけをお祈りした。
おみくじを引いたら大吉だった。やったね!
そして山頂に戻った。ロープウェイに乗って山を下り、お昼ごはんにする。「吉田や」のわっぱ飯だ。冷え切った体にホクホク美味しい。鮭といくらと錦糸卵がたっぷりのっていた。
それから、いよいよ紅葉狩りだ。弥彦公園の「もみじ谷」に行くと、見ごろを少し過ぎた紅葉たちが、真っ赤に照り映えている。雨の中、それはそれは美しい眺めだった。雨で人があまりいないのもいい感じだ。地面に散り敷いた紅も風情がある。ゆみさんはしきりに写真を撮っていた。
そして、「みのや」にチェックイン。みのやの本館に部屋をとったはずだが、浪漫館(大正情緒あふれる別館)に通された。いい部屋だ。でもとにかく疲れた。どっと横になる。かわいい浴衣が用意されてあった。
早速お風呂へ。
広々として、いいお風呂だった。何より温まる~。極楽~。
夕食は8時にしてもらって(昼食が遅かったから)それから、「湯めぐり絵馬」というものをもらったので、他所のお風呂に行ってみた。でもなんか感じ悪ー。ゆみさんは内風呂を出るときに床が滑って、上がれなくて、それでお風呂の縁で思い切り逆の足をこすってしまったという。
床がぬるぬるして危なかったのだ。かわいそうにこすり打ったところが腫れてきてしまった。「みのや」のフロントで湿布薬を2枚もらって貼る。「みのや」のがずっといい。みのやの部屋で夕食までごろごろする。
実はこの、旅館の夕食というのは楽しみな反面、恐怖でもあるのだ。
おいしいが、しかし量が多すぎる。いつもお腹ぱんぱんになっちゃう。それに太る。もう少し量を減らして、その分料理をもっと美味しくするとか。レディース夕飯を用意して少し安くなるとか。どうにかならないだろうか。
…どうにかなってませんでした。
   お献立
一、食前酒  梅酒
一、先付け  蒸鮟鱇 辛子味噌
一、前肴   山海里の幸  
         盛り合わせ
一、吸い物  松茸 海老 鶏 三つ葉
一、お造り  日本海の幸盛り合わせ
         あしらい一式
一、温物   鱈 蟹ふかひれあんかけ
一、焼き肴  小鯛姿塩焼き
         あしらい
一、鍋物   かにつみれ鍋 柚子風味
       越後の野菜
一、朴葉焼き たらば蟹
       越後の野菜
一、酢肴   ずわい蟹 かに酢
一、食事   こしひかり
        香の物 味噌汁
一、デザート 四季のもの

なんとこれだけ胃に入った。おなかぷく。
ところでとんでもないことがことがわかった。ゆみさんの靴の底が横二つに割れていたのだ。どうりで歩きにくく、靴下に水が入ってくるはずだ。ボンドとかあればくっついちゃいそうな割れ方なのだけれど、あいにくそんなものはなくて、明日もこの靴で歩きまわらねばならない。あはれ。
天気予報を見ても、明日は雪。
ええい寝てしまえ!と、就寝。


カミングアウト

今から数年前のこと、大学院の博士課程に進学して1年後(だったかな?)、PTSDでどうにもならなくなって、入院が決まった時、大学院の人たちには「喘息で」と言っておりました。実際、喘息が再発していたのですが、入院するほどのことはありませんでした。だけれどもPTSDだのうつ病だの、精神が病んでいることを伏せておきたかったのです。精神というより脳の病ですが、精神病院に入院するとは恥ずかしくて言えませんでした。
最近になって、もうこりゃー隠し続けるのも何だと思って、担当教授や一部の人(2人ばかり)には真相を明かしております。隠してい続けるのがいやになったのです。
自分が統合失調症だということを隠して、研究会などでは元気そうに振舞っていますが、翌日は寝込んでしまいます。もしかしたら仮病と思われているかもしれません。しかし統合失調症だと言って回るのも愚かな真似ですし、分かってくれそうな人にだけこのブログのアドレスをお知らせしました。
結果、誠意あるメールをいただきました。
ほっとしました。
統合失調症って、まだまだ偏見の多い病気です。私自身、いまだに「私は本当に統合失調症なのか?」と思ってしまいます。ものの本を読むと、私には当てはまらない病状が随分ありますし、幻聴などはPTSDでも起こることです。主治医は、「あなたは軽い統合失調症。治ります」と言うのですが…。
何にせよ、早く治りたいです。

真っ白

昨日は、「転々」という映画を観てきました。三浦智和とオダギリジョーが主演です。妻を殺した男と、借金取りに追われる大学8年生の青年が、各地を転々とするお話でした。
…のはずです。
というのも、私は映画の内容を、すっかり忘れてしまったのです。エンドロールが流れる中、「あれ?」と思いましたが、結局どんな話か記憶にない。どんなシーンも覚えていない。わずかに印象に残っているのは、男がカレーを食べるシーン(男は自首する前にカレーを食べると決めていた)と、最後の方で男から100万円もらった青年が、1枚だけひらひらと飛んでいこうとする1万円札を追いかけるシーンでした。
あとは、まったく、記憶になし。
それから、上映中オダギリの演技に笑いが起こったことが何度かありましたが、わたしにはさっぱりわからず「?」
100分も映画館に座っていて、私の心には何も残りませんでした。つまらないとか面白いとかではなくて、ただ真っ白なんです。
これはボケの始まりか!?
それとも統合失調症のせいでしょうか。
せっかく映画館に行くくらいの元気が出てきたのに、無駄な時間を過ごしてしまいました。
最近は、「無為の日々」といっても眠り倒すことはしなくなって、朝起床し、夜就寝するまで起きているようになりました。だけど何かする気力がないので、時間を持て余して困っています。映画館へ映画を観に行くのは、いいアイデアだと思ったんだけどなあ。何も得るところなし。
「転々」は、レンタルビデオに登場したら、もう一度観てみたいと思います。オダギリジョーはかっこよかった。
それにしても直前に観た映画のことを、すっかり忘れているなんて、もう一度言いますが、ボケの始まり!?
怖いよう。そのうち朝ごはんを2度食べるようになってしまうんじゃないか。
こんなすかすか頭では、論文を書くどころじゃありません。オーマイガッ。

薬の力

夢を見なくなりました。見ても、すぐ内容を忘れてしまいます。
これはごく普通のことでしょうが、私にとっては大きな変化です。
以前の私は、しばしば内容の濃い夢を見て、目覚めてからもその内容はしっかり記憶にとどまっていました。毎日のように夢日記をつけていたくらいです。
悪夢がありましたし、逆に非常に美しい夢もありました。見た夢をもとにスケッチブックに絵を描いたりもしました。当然フルカラーで、匂いや、味までも夢の中で経験しました。夢は、私の精神世界の大きく豊かな部分でした。そこで私は息づき、癒され、謎かけをされ、恐怖と苦痛を味わいました。
ミヒャエル・エンデの「鏡の中の鏡」という短編集の持つ雰囲気が、ちょっと感じが似ています。あれほど幻想的ではないけれど。
ところが、最近はさっぱりなくなってしまいました。
歳のせいかなと思っていたのですが、ある朝、私は昔のような濃い夢を見て、それを覚えていました。私の夢は、私から去ったのではなかったのです。
実は、その前の晩、就寝にはまだ早い時間に猛烈な眠気に襲われ、就寝前の薬を服用せずに眠ってしまったのです。
夢を見なくなったのは、どうやら睡眠薬のせいだったようです。
これは少なからずショックでした。毎夜の夢の訪れを、薬が消してしまっていたとは。
でも、普段は睡眠薬を飲まないと眠れないので、夢はおあずけです。私の精神世界の一部が、通行止めになっているのです。くくう。口惜しい。
確かに夢かうつつか分からないような精神状態は、統合失調症の患者にはよくないものかもしれません。夢に耽溺して、現実の日常性がおろそかになってしまう恐れがあります。
でも誰かが「夢を見ないのは、人生の半分を捨ててしまうようなものだ」とかなんとか言ってたそうで、やっぱり私も豊かな夢ライフを送っていきたいです。病気が治ったら、ぜひまた夢日記を再開しようと思います。

無気力

ここのところ、無気力でいけません。布団から出られないでゴロゴロするのみ。火曜日は歯医者の予約を入れていたのをキャンセルしてしまうし、水曜日はジムに午後出かけ、予約を入れてあった「加圧式筋トレ」の体験20分(実際に運動したのは10分もない)を済ませたあと、なみいるマシンで筋トレをすればいいのに、あるいは新しいプログラムをトライしてみればいいのに、お風呂に直行して帰ってきてしまいました。木曜日の今日は、講義があるのですが、よっぽどさぼろうかと思ったくらいにやる気が出ない。駅までたどり着いて、(もう帰ろうか…)と思いました。結局、安定剤を飲んで講義に出、ろくに話も聞かずに(先生ごめんなさい)90分耐えました。運動するとか、勉強するとか、通院するとか、全部だめです。情けない。
雨のせいか余計気分が鬱々とします。薬はちゃんと飲んでるのになあ。
明日、精神科に行かねばなりません。ジムもあります。どうなることやら…。
プロフィール

一葉

Author:一葉
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